寒い時期、ニットの帽子があるとあったかいですよね。
比較的簡単に編めるニット帽にチャレンジしてみませんか?

長編みのうね編みニット帽
材料
かぎ針8号
極太の毛糸2玉
とじ針
ハサミ
仕上がりイメージ
長方形に編んでいき、最後引き抜き編みで、筒状にして頭頂部をとじ針で絞ります。ポンポンをつけて出来上がりです。
縦幅: 作り目の長さ(20~25cm)→帽子の高さになります。
横幅: 頭囲+1~2cmの余裕(例: 頭囲が55cmなら約57cm編む)
うね編みの基本
長編みを編む際、目の向こう半目(自分から見て奥側にある半目)だけを拾います。
これにより、編み地にリブのような立体的な模様ができます。

作り方
1.作り目をくさり編みで40目編む。
2.1段目は、くさり編み3目で立ち上げ、作り目の裏山に長編みを編む。
3.2段目は、くさり編み3目で立ち上げ、1段目の長編みの向こう(奥側)にある半目だけに、かぎ針を入れて長編みを編む。3段目以降も同様の編み方(うね編み)を繰り返す。



4.必要な長さまで(頭囲が55cmなら約57cm)編み進める。
5.編み始めの段と編み終わりの段を合わせて輪にするようにして、引き抜き編みをする。
6.縫い合わせた筒状の編み地の上部をとじ針で縫います。
7.円を描くように、端の目を1~2cm間隔ですくって糸を通します。ぐるっと一周したら糸をしっかり引っ張り、上部を絞ります。絞り目が開かないように数回縫い止めて、糸端を隠します。
8.帽子の上部にポンポンを付けると、より可愛らしい仕上がりになります。ポンポンメーカーや段ボールなどでポンポンを作りとじ針で縫い付けます。
編み出し時のポイント
・立ち上がり3目をした後に、1段目の鎖目が見えますが、すぐの鎖目は拾いません。
そこは立ち上がり目で既に立ち上げていますので、次の鎖の部分に入れます。
編み終わりのポイント
・前段に鎖3目編んでいるその上鎖3目の3つ目を1本だけ目を拾います。
最初は1個飛ばす、最後は、鎖の上をしっかり編む感じで、四角形になっていくと思います!
毛糸のつなぎ方
太い毛糸を繋ぐときにおすすめの方法、糸始末のいらない毛糸のつなぎ方です。
ご参考サイトはこちら
編み方の動画
[動画]くさり編みの編み方
最初にわっかをつくり、そこにかぎ針を入れ引き抜く。それを繰り返す。
[動画]長編みのうね編み1段目の編み方
1段目は、くさり編み3目で立ち上げ、作り目の裏山に長編みを編む。
[動画]長編みのうね編み2段目の編み方
くさり編み3目作ってから、1段目の長編みの自分から見て向こう側(奥側)にある半目に、かぎ針を入れて長編みを編む。3段目以降も同様の編み方(うね編み)を繰り返す。
[動画]長編みのうね編み2段目最後~3段目の編み方
わからない場合は、遠慮なくお気軽に聞いてください。
とじ針を使ったやり方(すくいはぎ)
中表にします。くさり目の下をすくいはぎます。

かぎ針を使ったやり方(引き抜きとじ)
中表にします。編み始めの段と編み終わりの段を合わせ、一目ずつ内側の半目のみに針を入れて引き抜き編みをする。

頭頂部のとじ方
閉じ針で、頭頂部にあたる部分をぐるっと一周なみ縫いする。
なみ縫いした糸を引っ張って編地を絞ります。
糸をカットして、編地を裏返したらニット帽の出来上がり!

