まるで数十年来のように密にお付き合いさせていただいている大切な親友がいます。
その親友に何かできることはないかと考えていたのですが、昨年、手編みのマフラーを他の方に編んで渡したら、とても喜ばれたことを親友にも話していました。
そのとき「オーダーで編むこともできるよ」と気軽に話していました。
先日お喋りしててマフラーの話になり、実は、娘さんがマフラーを欲しがっているという話をお聞きして、これは直接、娘さんに話を聞く方がいいということになりました。
希望を丁寧に聞き取る時間
娘さんにお会いし、どんなマフラーがいいのかを直接お伺いしました。
「幅はこれくらいがいい」「フリンジがあったほうがかわいい」など、具体的な希望を教えていただきながら、その希望にぴったり合ったマフラーを編みたいという気持ちがどんどん強くなりました。
毛糸選びについても話しました。
毛糸の質によってはチクチクして肌に合わない場合もありますから、長く愛用していただけるよう納得して選んでいただくことにしました。お手数ですが好きな毛糸を買いに行ってもらうことにしました。
毛糸を届けていただき、マフラーを編む準備は完了です。
編む前に大切な「イメージづくり」
すぐに編み始めるのではなく、私はいつも全体のイメージをしっかりと描きます。
完成したマフラーを娘さんが身につけて、笑顔で喜んでいる姿を頭の中で何度も想像するんです。
そのイメージが鮮明になったとき、ようやく編み始めます。
一目一目に「喜んでくれますように」という想いを込めて編む時間は、私にとって特別なひとときです。
ただの「作業」ではなく、「大切な人へのプレゼントを心から準備する時間」。
このプロセスが、手編みならではのあたたかさを生み出していると感じます。
編んでいる時、何度も娘さんが喜ぶ姿を想像しました。
材料レシピ
毛糸 | 棒針 |
ウィスター もふもふるーぷ 1玉約30g(約38m)×7玉 | 10号 |
作り目は42目。約30cmです。
2目ゴム編みの、1色は約9cmのボーダー、茶色と白色のツートンマフラーです。
やわらかい肌触りのループヤーンです。
もふもふの毛糸です。娘さんが身につけたらきっと喜ぶ事でしょう。
結構編んでいるうちにボリュームが出すぎたかなぁと思ったので、親友に連絡を取りながら編み進めました。
最後にフリンジをつけて出来上がりです。
早速親友に届けてきました。とても喜んでくれていました。
今日はとっても強風の日。今日、届けられてよかったです。
このマフラーが、寒い冬の日々をあたたかくほっこりできることを願っています。
娘さんが喜ぶ顔になると想像すると、私も喜びがあふれてきます。
本当に編んでよかったです。
手編みの良さは、ただの「もの」を超えた気持ちのつながりです。
心を込めて編むことで、贈られる方に喜びや温かさが届く――それが私にとっての何よりの幸せです。
あなたも、手編みの特別なプレゼントを
もしこの記事を読んで、「自分も誰かに特別なマフラーをプレゼントしたい」「自分に編んでほしい」と思った方がいたら、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に、大切な方が心から喜ぶ一枚を作り上げるお手伝いができればと思っています。
世界に一つだけの温かいマフラーを手にしてみませんか?
こういうマフラーを作って欲しい~を叶えます!!