一般的に職場環境とストレスが及ぼす影響は、密接な関係があります。ストレスが原因でうつや病気になると、仕事を辞めたいと悩まれる方が多いと思います。
私は、長い間フルタイムで働いてきましたが、皆さんと同じように、簡単に仕事は辞められないと思っていました。経済的に不安で辞められないと思い込んでいたのです。
しかし、かなりの高ストレスの職場にいましたから、徐々に調子が悪い状態になっていき、知らず知らずに心身に負担がかかってきたことを実感するまでに至りました。
ところで、ストレスについて少し書いておきたいと思います。
ストレスとは
ストレスというのは、外から刺激を受けたときの緊張状態のことをいいます。
ストレスの要因となる「ストレッサー」について知ると、少しストレスとうまく付き合えるようになるかもしれません。
ストレッサーの種類
ストレッサーの種類は以下の通りです。
1.心理的社会的ストレッサー
人間関係や仕事上の問題、職場の環境、家庭の問題などにより、怒り、恐れ、不安、憎しみ、悲しみなどの個人的感情のことです。
まさに、職場の人間関係に私は苦しみました。
2.物理的ストレッサー
猛暑、寒冷、騒音、光など、環境によるものです。
化学的ストレッサー
タバコ、有害物質、排気ガス、アルコール、大気汚染、化学物質などです。
私は、化学物質にも弱いです。アトピー体質ですし。柔軟剤などのにおいは社会問題になっているほど、香害ですね。大きなストレスの原因です。
生物的ストレッサー
細菌、ウイルス、真菌、花粉などによる、炎症や感染等です。
私が発症した花粉症、慢性気管支喘息、好酸球性副鼻腔炎はまさに生物的ストレッサーですね。
ストレス反応
高ストレスにさらされると、心理的、身体的、行動的にストレス反応があらわれるといわれています。実際、私も、抑うつや不安、怒りなども経験しましたし、若い時から不定愁訴が長い間ありつらかったです。偏頭痛、便秘、胃痛はしばしばありましたし、疲れたり冷えたりすると、膀胱炎になりやすかったです。今思うと、ストレスが原因だったんだと思い当たります。
心理的
抑うつ、不安、怒りなど
身体的
動悸、腹痛、胃痛など
行動的
過食、アルコール依存など
まとめ
心と身体は密接に関連しているため、心理社会的ストレッサーは身体疾患の発症と関連を持つと考えられています。更に、長期的なストレスは、老化の原因ともいわれているそうです。
私は、2023年末、腰部脊柱管狭窄症の発症を機に退職を決断しました。そして、1月中旬、実質退職した翌朝の気分は素晴らしい爽快感でした。なんと楽に呼吸ができるんだろう。その朝の解放感は忘れられません。いかに今までの会社生活で、健康を損なう程のストレスがかかっていたのかがはっきりわかりました。当時は、長期的、慢性的にストレスがかかりすぎていて、感覚がマヒしていたんでしょうね。
今になって考えてみると、つらい時は、あの会社を辞めたい一心でした。もしかして、仕事を辞めたい。あの職場から逃れたい。という思いが天に届いて、腰の病気を発症させてくれてくれたんだと感じています。なぜなら、思考は現実化するからです。現実は巡り巡って最終的には、自分の思い通りになっているんです。実体験してみて、そう確信しました。
今は、とても穏やかです。心も身体もストレスから解放されてとても軽く、幸せな気持ちです。
薬を服用しているおかげかもしれませんが、何より精神的に楽になったので、腰部脊柱管狭窄症も小康状態です。病は気からという言葉は、本当だなと実感しているところです。
[参考]
厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト
私は難病や手首骨折、過度なストレスを経験しました。その結果、感謝する生活、健康を最優先にした生活にシフトしました。
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