青色申告会って何?はじめての個人事業主には心強い味方!

人生の生き方

個人事業主として歩みはじめるあなたの大切な一歩に、「青色申告会」という心強い味方がいることについて書いてみたいと思います。

青色申告会とは、地域ごとにある「青色申告をする人のための会」です。

記帳の方法、申告書のつくり方、経費の出し方といった、なんだかむずかしく感じることを、やさしく教えてくれる場所です。

まるでそっと手を添えて教えてくれる先輩のように、あなたが自信を持って確定申告できるようにサポートしてくれます。

青色申告会の記帳指導に救われた話〜私の実体験より〜

私は今年2月に、個人事業主として開業届と青色申告承認申請書を税務署に提出しました。

確定申告や記帳のことは初めてでドキドキしていたのですが、その後、税務署からアンケートが届いて、記帳説明会の案内もいただきました。

「これはチャンス!」と思ってアンケートを回答したんですけど、残念ながら定員オーバーで説明会には参加できないとの連絡がありました。

すこしがっかりしていたら、忘れた頃になんと税務署から直接電話がかかってきて、「青色申告会で記帳指導がありますが、参加しませんか?」と声をかけてもらったんです。

実は私、すでに弥生の会計ソフトを使い始めていたのですが、勘定科目などがよくわからず入力が合っているかどうか不安だったんです。

そんな中での青色申告会の案内は、まるで灯りがともったような嬉しい知らせでした。

しかも、無料で全5回も丁寧に指導してもらえると聞いて、すぐに申し込みました。

中津市の場合、商工会議所内に青色申告会の事務所があります。そちらに赴き指導していただきました。

青色申告会の記帳指導は、初心者にもやさしく、わからないところは担当者の方が丁寧に教えてくれます。

青色申告会が推奨している会計ソフト(ブルーリターンA)のお試し版が使えるとのことなので、試しにやってみたところ結構簡単に入れることができると感じました。

1回目は青色申告制度の概要や、会計ソフトの入力方法など教えてくれましたし、分かり易い資料一式いただくことができました。

そして先日、2回目の指導を受けましたら、入力状況の確認をしてくれて、勘定科目や入力方法など都度教えてくれてとても助かりました。

おかげさまで帳簿のつけ方も徐々にわかってきましたので、とても安心な気持ちになってます。

それに入力が簡単。頻繁に使う勘定科目を登録できるのでとても楽です。感覚的には弥生より入力が簡単に感じました。

月一回ペースで、全5回受けると確定申告書の作成指導までしてくれるそうなので、来年の確定申告が心強く感じられています。

担当の方の話だと、推奨の会計ソフトは導入時 本体価格19,800円プラス3年間の保守契約料13,200円とのこと。

青色申告会の会員になると今後もサポートが受けられるという話しをしていました。

[ご参考]ちょっと、会計ソフトの比較をしてみました。

メリット、デメリットはそれぞれあると思いますが、事業スタイルや予算に合ったソフトが選びやすくなるのではないでしょうか!

必要に応じて、各公式サイトも確認してみてくださいね。

青色申告会でどんなサポートが受けられる?

  • 記帳の仕方をていねいに指導
  • 確定申告書類の作成の相談
  • 税金や経費の相談も大歓迎
  • 会によっては福利厚生やレクリエーションも

これらのサポートで、あなたの事業のスタートを優しく応援してくれます。

サポートを受けるには、青色申告会に入会して会費を払う必要がありますが、お金のこと、税のことは誰でも最初はむずかしく感じるものですから、これは心強いですね。諸会費としてもちろん経費に落とせます。

はじめての青色申告に不安を感じている人には、ぜひこの青色申告会の記帳指導をおすすめしたいなと感じました。

直接わからないことを聞けるので、私自身、不安やもやもやしていたものが一気に晴れました。

地域のサポートを活用して、一歩ずつ自信を持って進んでいきましょう。