今は、スマホやタブレットで、手軽に電子書籍が読まれるようになった時代ですね。
電子書籍は、どこでもスマホやタブレットがあれば、重たい本を持たずに気軽に読めるメリットがあります。
私も、たまに読みたい本をネットで検索してAmazonなどの試し読みや、無料で読める本などを読むこともあります。
しかし画面を見続けていると、目の疲れを感じたりすることがあります。眼精疲労を起こしている方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
私は、時代遅れかもしれませんが、アナログ派。紙の本が好きなのです。そして本屋さんや古本屋さん、そして図書館が好きです。私にとって宝石箱のように見えます!
幼い頃、貧しかったので、漫画本や読みたかった本を買ってもらえなかった私だからこその感情かもしれません。学校の図書館に入り浸り、読み漁っていた日々。
そして、ようやく欲しかった本が手に入った時の嬉しさ、買ってもらえた時の本の質感や本の重みが嬉しくてワクワクしたものです。
感動で心を動かされるストーリーや、思いもよらないアドベンチャーな世界やミステリーの世界、人の出会いなど、知識の宝庫が書かれた本を、自分の手に持ち、読むことができるんです。
たくさんの本棚という宝箱から、ときめく宝石のような書物を見つけたときの何とも言えない感動、ワクワク感、高揚感がたまらないですね。
その時、多分、ものすごくドーパミンが出てると思います。
読書というのは、一人で読むのが一般的なので、孤独に感じがちですが、決して一人ではありません。本の作者がいて、紙媒体の本が手元に届くまでの間に、本を出版してくださる人や、運送してくれる人など多くの人を経由していることにも、感謝だなぁってしみじみ思います。
紙の本の良さ、研究結果
紙の本の良さは、五感で感じられるところが大きいと思います。
紙媒体の独特の香りや、指でページをめくった感触、表紙のデザインを楽しむのも良いですし、どれだけ読み進めたかが視覚的にわかるので嬉しいものです。
また、読みたいときに書棚からひょいっと取り出して、適当に指で探りあててページを開いて読むのもワクワクして楽しいものです。
五感を使って本を読むというのは、身体の細胞も喜び、活性化しているのではないかと思います。
たとえ、電子書籍で、知的好奇心をくすぐる書物に出会ったとしても、やっぱり紙媒体の良さってあるのではないでしょうか。
なんとなく電子書籍だと、作者の思いとか心の動きみたいなものが、生き生きと立体的に捉えられないような気がしてならないのは、私だけでしょうか。紙の持つ性質の良さというものがあるような気がします。
ところで、少し調べていたら、早稲田大学でも紙媒体と電子媒体について研究されているのを発見してびっくりしました。
一部紹介します。
紙の本がなくならない理由
快楽的属性を持つ小説において紙媒体が電子媒体より購買意図が高く,さらには20-40 代の若・中年層においてその傾向が顕著であることを示した。
早稲田商学 なぜ紙の本は消えないのか?より一部抜粋
20~40代の年齢層で、小説の場合、紙の本を好む傾向があるという結果だそうです。
てっきり、私の主観、感覚的だけなのかなと思っていましたが、こういう研究結果を見ると、紙の良さがわかりますね。
自分が心地よいって思うことが1番大切ですよね。自分の時間を大事にしたい。好きなことに時間を使えるってとても贅沢なことなんじゃないかなぁって最近思います。
相乗効果としてのメリット
書店にぎっしりとある書物から、お目当ての本を探す時の相乗効果として、真剣に探すので、両眼を上下左右に、キョロキョロ動かします。
私の感覚的なものかもしれませんが、それによって視界が広くなるような気がしています。いっぺんにたくさんの情報を得ようと視界を無意識に広げて全体を見ようとしてるんだと思います。
ですから本を購入して、書店から出た後、目の疲れが軽減してるというか、視界が広くなっているという感覚になります。とにかく目の爽快感が気持ちよくて、またそれも楽しみになっている一つです。
あともう一つは、不思議と書店や図書館とかに行くと便意をもよおすことがあるんです。なぜかトイレに行きたくなるんですよね。変ですが便秘症の人には本屋さんや図書館はおすすめです💦
少しネットで調べたら、この現象は「青木まりこ現象」というらしいです。
メリットばかり書いてきましたが、やっぱりデメリットも書いておこうと思います。
紙の本のデメリット
・紙質が劣化する。
・持ち運びが不便。
・重い。
・厚みがあって保管場所に、スペースを取る。
・文字が小さくて読みにくい。
などなどありますね。
このデメリットのうち、実際に具体的な出来事がありました。
実は主人は私より一歳年上なのですが、ばっちり老眼になっており、紙での漫画本はもう読めないって言って、電子書籍を購入しているようです。
私は、ありがたいことにまだ老眼はひどくないので、紙の本が読めます。そういうこともあって、今のうちに読める本を手に取って読みたいという衝動が起きるのかもしれないですね。
いつまでも、子供のように屈託のない気持ちで、好奇心いっぱいの気持ちで、ページをめくり本を読みたいものです。
まとめ
最後に、紙の本と電子書籍を比較してみて、私の経験上の感じたことを書いて、まとめとしたいと思います。ちなみに、コレクション性というのは、自分の本棚に並んでいる本たちを眺め収集することです。(ストレングス・ファインダー結果の1位が収集心なんです。だから私、役にたちそうなものを集めるのが好きなんです~)
紙の本 | 電子書籍 | |
記憶の残りやすさ | 〇 | △ |
読解力 | 〇 | △ |
コレクション性 | 〇 | × |
眼精疲労 | 無 | 有 |
あくまでも、私の体験からくる主観であり、電子書籍を否定するものではありませんので、ご了承くださいませ。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。
ところで、私は以前、仕事が忙しくて、自分の身体をおろそかにしていました。風邪を放置し悪化させてしまった結果、難病になりました。しかし、適切な検査や治療をすることで回復できました。病気や怪我をすると、本当に健康が大事だと痛感しますね。そういった内容を無料メルマガに書いています。
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