心に染みる茶色の味:厚揚げの甘じょっぱい煮物と母の作った懐かしい味

自家製

厚揚げを食べたくて買いました。

普段は頻繁に買わない食材です。

買ったのは、理由がありました。

消泡剤など添加物があまり入ってない厚揚げが近くのスーパーで売っていたので食べたくなり買いました。

なんとなく昔ながらの味が楽しめるかと思ったのです。

作ってみました厚揚げと新じゃがの煮物

作り方:

1. 厚揚げを食べやすい大きさに切る。今回は一口サイズになっているものを使いました。

2. 新じゃがはあらかじめゆでておく。

3. 鍋にだし汁を入れ、しょうゆ、みりん、砂糖を加えて煮立たせる。

4. 厚揚げと新じゃがを加え、味が染み込むまで中火で煮込む。

5. 味を調整しながら煮込み、最後に火を止めて少し冷ますことで味を馴染ませる。

まあまあ良くできました。

厚揚げをかじってみると、甘じょっばい味がふわっと出てくる感じ。

一瞬で小さいころ食べた懐かしい味を思い出しました。

母が作ってくれた煮物の味でした。

味覚は記憶を思い出させますね。

母の思い出の味

幼い頃は、母子家庭で6畳一間の貧乏な生活でした。

小さい頃の私は、カラフルなお弁当に憧れていました。

でも、神経過敏症の母は、身体も弱かったので、そんな洒落たお弁当なんて作ってもらえませんでした。

今思い返してみると、歩いて数分の距離にあった八百屋さんがほとんどの食材調達の場でした。

母の作ってくれたおかずを思い出してみると、

ぬか漬け、白菜漬け、厚揚げの甘じょっぱい煮物、フキの煮物、シシトウの甘辛煮、キャベツの煮びたし、わかめときゅうりの酢の物、わかめの味噌汁、ねぎのカス汁、煮込みうどんなど茶色い色彩の料理が多かったですね。

そして小さい子供なんて、野菜が嫌いじゃないですか?

でもこれしかないからと食べさせられた記憶があります。

だから食べることがあんまり好きじゃなかったです。

美味しいと思えず、お腹が空くから仕方なく食べてた感じでした。

身体の弱い母に対して、「お菓子買って!美味しいもの食べに行きたい!」なんて、わがままが言えなかった。

今になると懐かしい思い出と懐かしい味です。

大人になると健康にも良いし、美味しいと思える純和風の献立だったのにね。

いまだに、亡き母の作った「わかめときゅうりの酢の物」同じ味が再現できません。おふくろの味は最強です。

レシピ教えてもらえばよかったといまさらながら思います。

私は難病や手首骨折、過度なストレスを経験し、更に腰の病気になりましたが、その結果、感謝する生活、健康を最優先にした生活にシフトしたことによって回復し復活を遂げました。

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