読みたい書籍があったので、先日ネット注文していたところ、今日手元に届きました。
早速読みたくて、封を開けた途端に、異臭に気づきました。
そして、ページをめくるたびに感じる柔軟剤のような強い化学物質の臭いが、読書の楽しみを一瞬で台無しになった。
古本の醍醐味は、その当時の香りや紙をめくる感触の良さですが、今回の経験はそれとは全く異なるもので不快極まりなかった。
この臭いは、古本の前の所有者が使用していた柔軟剤やその他の化学製品からきているのだろうか?
もしくは保管している古本屋自体の臭いなのか?店員が柔軟剤の愛用者?
しかし、ビニールで密封された古本を開けた途端、鼻腔を突くその臭いは、単に不快なだけでなく、頭痛や不快感、呼吸のしにくさ、更に気持ちが悪くなった為、読むことさえ困難にしてしまった。
このように柔軟剤や合成洗剤、制汗シートをはじめ、今の世の中には多くの「香り付き製品」がある。
この化学物質臭が本に移ることは珍しくない。
紙は臭いを吸着しやすいからだ。
人それぞれ個人差があるだろうけども、売る側は、読者にどれだけの影響を与えるかを考えたことがあるのだろうか?
実際に、化学物質に敏感な人にとっては、古本の臭いが健康への影響を及ぼすこともある。
例えば、呼吸器系の問題やアレルギー反応を引き起こす可能性がある。
特に私の場合、慢性の気管支喘息を以前引き起こしたことがあるので、臭いについては特に敏感なのである。
こうした経験を通じて、私は古本の購入に対する新たな視点を得た。
もう二度と古本は購入しないことが重要だと感じる。
今度は、新品を購入しようと感じた。不快な臭いを購入したくない。更に体調不良になるなんて、まっぴらごめんだ。
古本屋には、苦情の問合せ連絡をしておいた。こういった読者もいることの一助になることになればよいが。対応してくれるかどうかは古本屋の誠意があるかどうかだけども。
今回購入した書籍を消臭することはできないか、ネットで調べたところ、重曹と書籍をビニールに入れ密封しておく方法を見つけた。早速やってみた。数日そのまま置いておこうと思う。
読書は私にとって癒しの時間であり、心地よいひとときを提供するものだ。だからこそ、紙の臭い一つがその体験を左右することを、もっと意識する必要があると思う。
売る側もそういう観点をしっかり考慮して製品を売ってほしいものだと感じた。
古本だけではない。
既に香害は、身の回りに溢れている。
今回の経験を通じて、物を買う際には「香り」も重要な要素だと再認識した。
もし同じような経験をしたことがある方は、どのように対処しているか教えてください。
皆さんも、もし古本を購入する際の参考にしてみてください。
読書の楽しみが失われることなく、快適な読書時間を過ごせるよう願っています。
[ご参考]
シャボン玉せっけんでは「香害」のキャンペーンを行っているそうです。自分だけではないんだと、ものすごく共感しました。
古本屋から回答のメールがあった為、2024.7.29追記:
この回答を見ると、柔軟剤の臭いは「使用感」の範囲だという判断。柔軟剤の臭いは、健康に害を及ぼさないとの結論を出しているということがわかった。実際、体調不良を起こすほど不快な症状が出ているというのに、取り合わない業者。この古本屋からはもう二度と購入しないことを決めた。会員登録も解除することにした。
購買することは、投票と一緒だから。
尚、大手のネット販売している古本屋です。対応がひどいと感じました。
ご連絡をいただきました件につきまして、弊社ではカビ臭及びタバコ臭のように一般的に健康に害を及ぼすにおいは不備として対応しておりますが、中古品という観点から香水、柔軟剤、お香、アルコール、古書臭等のにおいは「使用感」の範囲内とさせていただいております。
また、大変恐れ入りますが、弊社サイトの「特定商取引に基づく表記:11.返品・キャンセルに関する特約」に「返品のみの対応となり、交換は致しかねます。」と記載をしており、通常、ご返品のみの対応とさせていただいております。
古本屋からの回答メールから一部抜粋
私は難病や手首骨折、過度なストレスを経験し、更に腰の病気になりましたが、その結果、感謝する生活、健康を最優先にした生活にシフトしたことによって回復し復活を遂げました。
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