私の植物の学びと実践

家庭菜園

いつもご訪問いただきありがとうございます。

ブログ仲間の方に、植物に詳しいですよね。どうやって学んだのか気になりますと、先日聞かれました。

ブログを見てくださり、更にコメントをいただくことはとてもうれしくはげみになりますね。ありがとうございます。

学びはいつから?植物と私

少女期

幼い頃を思い返すと、今のように携帯やインターネットが発達してない時期でしたし、家も貧しかったですから、本もなく、物も好きなように買えない少女期でした。

でも、家の周囲は今のようなアスファルトに囲まれてなく、草むらで遊んだり、葉っぱを川に流して追いかけてみたり、サルビアの花を口にしたり、アリの行列に見入っていたりと、自然の中で遊んでいたのを思い出します。

当時住んでいた家の近くにマツバボタンが毎年花を咲かせていて、小さな種ができるんですが、ほんとそれが細かい黒い種で、暑い盛りにそれを良く取って遊んでいたのを思い出しました。

それと沢山の植物が生えている広い庭を所有する大家さんの家。毎日その庭を目にして学校に登校してました。

確か低学年の頃だったと思いますが、なかなか自転車に乗れるようにならなくて補助輪をつけて走ってたら、近所の人から「補助輪つけてたら、いつまでたってもうまくならないよ」と言われ、母に取ってもらい練習したものです。話が脱線してしまいましたw

親戚のおじさんが、植木屋さんで働いていて、良く植木屋のトラックに乗せてもらい、どこか遊びに連れて行ってくれたことはなんとなく覚えています。

青年期

この頃、既に植物を育てるのが好きになっていて、趣味の園芸や植物の本を読んで、植えたい植物を買うようになってました。

結婚を機に家を引っ越し、住み始めた借家。

西日が差す玄関内に所狭しと植木鉢がぎっしり。その頃、育てていたのがクンシラン、シクラメン、アッサムニオイザクラ、ラベンダー、カポック、ブライダルベールなど等々。

東側は車庫になっていて庭の日陰にはユキノシタが自生していて、みやこわすれやリンドウ、桔梗、ジニアリネアリスなどを植えて育てていました。確か、庭の南側には南天が植えてあったと記憶しています。今は取り壊されてしまった家。とても懐かしいです。

その後、大家さんの事情により引っ越すことになり、新しい家になってからも植物を育てることを続けていました。

しかし今度の家は、ほとんど地面に土のない狭い庭。

南側は、隣の家の植栽と境界の塀で日陰状態。そこにドウダンツツジとヤツデ、テッポウユリが植えてありました。

東側は植えるスペース無し。西側は若干のミョウガを地植えできる程度でした。

北側は土がない狭い庭だったので、コンクリートの上に植物への負荷を下げるため、すのこや置き台などを置き、その上にぎっしり植木鉢を並べ植物を愛でていました。

ラベンダーやミントなどのハーブ類、そしてパンジー、スイセン、チューリップ、ヒヤシンス、フリージア、キンギョソウ、ベコニア、インパチェンス、マリーゴールド、ガーベラ、ニチニチソウ、トレニア、オジギソウなど四季折々の花々を沢山育てていました。!毎日の水やりが楽しい日々でした。

仕事で忙しい日々の最良の癒しが、植物だったのだと思います。

壮年期

仕事の都合により引っ越しすることになり、植物をどうしたらよいかと当時相当悩みました。持っていけるのは最小限だと苦渋の選択でした。厳重な梱包をして引っ越し先まで運んだのが、ラベンダーと見事に成長した金のなる木でした。

九州の地では、幸い多少庭のある家に住めるようになりました。

その当時の植栽状況を記したメモが見つかりましたので載せます。見づらくてすみません。

この頃、緑の表紙のパーマカルチャーの本を読むのが毎日楽しく、本当に植物とともに生活しようと思った時期でもありました。

しかし引っ越ししてから6年後の2011年、それまでの思いを断念せざるを得ないことが起こりました。東北大震災です。

私はショックで庭に手を入れることをしなくなりました。外で気持ちよく土をいじることや、植物たちを育てる意欲が一切無くなってしまいました。今考えると、植物たちに申し訳なかったと思います。

しかし、今年(2023年)、アロマとの出会いによって、自分の中の植物を育てたいという気持ちが強くなりました。

植物や生き物たちの生命力の強さへの畏敬の念もあり、家庭菜園やガーデニングを再開し始めたところです。

植物に魅了されたルーツの書籍たち

手元に残っている一番古い、植物に関する書籍です。昭和60年発行です。

身近な薬草の効能や、カラー写真や解説がわかりやすく書かれています。

次の書籍は「薬食同源」。平成8年発行です。

香りで治すアロマテラピー、慢性の病気やガンを防ぐ食べ方や、不快な症状別に食品の活用方法が書かれている良書です。

3冊目は、2011年以降の断捨離から免れた一冊です。これは、どうしても手放したくなかった一冊。

Q&A方式に栽培の知識が簡潔に書かれていてとてもわかりやすいです。

そして、パーマカルチャーという言葉を知ることになった書籍。

私にとっての植物のバイブル的良書!この書籍を参考にして植栽を決めたのも多々あります。

最後に紹介するのは、福岡正信さん著の書物です。自然農法の真髄。

20年以上前にこの方の講演を聞き、日本の農業の危機を案じており、衝撃を受けました。

植物については、まだまだ語りつくせないですが、今回はこの辺にしたいと思います。

改めて別の時にまた語りたいと思います。

このブログを書いていて気づいたのは、私にとって時間を忘れるほど熱中できるのは植物を育てることだと改めて感じました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。