はじめの一歩がつながる瞬間。創業支援プログラムキックオフレポート

人生の生き方

何かをはじめるには勇気がいります。

でも、ひとりじゃないと思えるだけで、歩みは軽くなる。

このキックオフには、そんなあたたかな繋がりと希望の匂いが満ちていました。

今日は市内の「創業支援プログラム」のキックオフイベントに参加しました。

新しく何かを始めたい人、事業を引き継いで新しい世界を探す人、いろんな「想い」が重なり合う、あたたかな空気に満ちていました。

今回のプログラムは、もう11年も続いているそうです。

起業したい人だけじゃなく、事業を引き継ぐ方や、もう一度チャレンジしたい方も応援してくれるのが嬉しいところですね。

一定の要件を満たせば「受講証明書」ももらえます。

それが次のチャレンジや補助金の申請に、大切な一歩となるのです。

初日は、2人の素敵な経営者さんのトークセッションから始まりました。

ひとりめの方は、「自由」と「責任」、そして「仲間」を大切にしながら、個人事業主から法人へと歩んできたお話を。

「起業は誰かの困りごとをサービスで解決すること。完璧を目指しすぎず、スモールスタートで始めてみることが大事」
そうやさしく微笑みながら語ってくださいました。

ふたりめの方は、ご自身のキャリアや事業のリアルについて本音で話してくださいました。

仕事・人・お金・リスク。経営の4つの柱と向き合うなかで、思いきり挑戦したり、時には悩んだり。

「問題も、課題として捉えてチャレンジしていく姿勢が大事」

その言葉は、心に静かに灯る小さな光のようでした。

これから約2ヶ月。

先輩受講生のリアルなプラン発表を聞いたり、専門家によるセミナーで経営や財務、人材育成、販路開拓などの知識をじっくり学びます。

最終回には、みんなで自分の想いをプレゼン形式で伝える時間も。

「そのままのあなたで、大丈夫」

新しいチャレンジには、よろこびも不安もあるけれど。

こうして学びの場で心を通わせる時間が、きっと誰かの背中をやさしく押してくれる気がします。

わたしもこれから続けて参加しながら、小さな気づきを一つずつ、胸に刻んでいきたいと思います。