私も、今年初めて個人事業主になりました。
一歩一歩手探りですが収支の記録をしています。
初めてさんの為に、私も初めてだから言えることを書いてみようと思います。
個人事業主の味方になる節税のしくみ
はじめての確定申告ってどきどきしますよね。
レシートを前に「これって経費になるのかな…」と迷ったこと、ありませんか?
青色申告の仕組みを知ったとき、「こんなに味方になってくれる制度があるんだ」と心が軽くなったのを覚えています。
今日は、そんな「青色申告で経費を上げることのメリット」を、やさしくお話ししたいと思います。
最大65万円の控除で節税に
青色申告をすると、「青色申告特別控除」という特典が受けられます。
これは、最大で65万円もの金額を、所得からまるごと差し引ける制度。
たとえば、同じ100万円の利益でも、65万円を控除できれば、課税されるのは35万円だけ。
この差は、思っている以上に大きいですよね。
赤字も無駄にならない「繰り越し制度」
事業を始めたばかりの頃は、どうしても赤字になりやすいもの。
私も実は、収入の方がずっと少ないんです。経費の方がずっと多くて、赤字です。こんなにかかっているんだと驚いています。
でも、青色申告なら、その赤字を“最長3年間”も繰り越せます。
翌年以降の黒字と相殺できるから、頑張っている途中の時期も安心。
「この努力、ちゃんと積み重なっていくんだ」と感じられます。
家族の協力も立派な「経費」に
青色申告のもう一つの大きな利点は、家族への給与を経費にできること。
私の場合は、まだその時期ではないので、家族の分は入れてないですが、
「青色事業専従者」として登録すれば、家族が手伝ってくれた分を、きちんと「お仕事の報酬」として計上できるそうです。
家族の支えを数字にも残せるって、少しうれしいですよね。
小さな買い物もちゃんと経費に
30万円未満の固定資産(パソコンやカメラなど)は、一括で経費にできる特例があります。
利益が多い年のうちに購入すれば、その分の支出を経費にできる。
「使う時期」や「買うタイミング」を意識するだけで、賢く節税できるのです。
自宅も「働く場所」の一部に
自宅を仕事場として使っている場合、家賃・光熱費・通信費などの“事業に使っている分”を経費にできます。
青色申告では、この「按分(あんぶん)」が白色申告より柔軟にできるのもポイント。
暮らしと仕事がつながっている暮らしほど、この仕組みは心強い味方になります。
経費計上は、「がんばり」を守る仕組み
経費として認められた支出は、収入から差し引かれ、その分だけ税金が減ります。
つまり、経費は「税金を減らすための魔法」ではなく、「あなたが事業のために使った力を、ちゃんと数字に残すための仕組み」なんです。
青色申告は、その魔法をより自由に、優しく使えるようにしてくれるもの。
焦らなくて大丈夫。
一つひとつ知っていけば、ちゃんと「見えるお金の世界」もあなたの味方になります。
今日の一歩が、未来のあなたを支える土台になる。
そんな確定申告の季節になりますように。
次回は会計システムに関連した内容をお届けできると思います。
その他、徐々に実際にやっていく中で分かってきたことがあります。
起業する上でのコツも徐々にわかってきました。それはnoteの有料記事にしてもいいいかなとかちょっと思ってたりしてます。
楽しみにしていてください。