先日、96歳の叔母さんが危篤という電話を、地元に住んでいる従姉妹から受けました。
電話を受けた日は、左手首のプレートとボルトを取る手術の2日前でした。
「困ったな、どうしよう」と私は思いました。しばらく考えた末、手術を延期することにしました。
一人暮らしをしていた叔母さんは昨年末に有料老人ホームに入ったそうです。入所前後にも、体力や筋力が弱くなり、転んで骨折することが多くなって入退院を繰り返していたそうです。
従姉妹からの電話では、4日前から食事を摂らなくなり眠ったようになっている。声をかけても反応がないという内容でした。
3日前までデイサービスも行っていたし、おしゃべりもできていたのに、急に容体が悪くなったというのです。
苦しんではいなくて穏やかに眠っていると。
とても心配で、何か変化があったら、連絡してくださいとお願いしました。
しかし、数日経ちましたが、連絡がありません。心配なのでこちらから連絡したところ、容体は前と変わらず、寝ていて声をかけても反応がなくて、酸素吸入だけしているという内容でした。
点滴などの延命治療はしないのですかと聞きましたら、延命治療はしないと言う返事。延命治療をして何になるのでしょう。したいのなら、自分で来て入院手続きをしてくださいと言われてしまいました。
現実は難しいと私も思いました。本人は延命治療を望んでいないかもしれません。もう移動させることも難しいかもしれない。体力的にも入院は無理だと思いました。
安易に感情的に無責任に行動する訳にはいかないですし、家族も私が行くなら一緒に行くと行っているし、経済的にも何度も行くのは難しい。でもとてもお世話になった叔母ちゃん。。。
実は今、地元から離れています。近くならすぐにでも行きたいですが、九州から関東、ちょっと行ってまた帰ってくるという距離ではないので、行きかねています。
また連絡が入り次第決めたいと思います。
生きるとは?人生の最期は?
自分がもしそういう状態になったら、どうして欲しいだろう?老いた体が悲鳴を上げ力もなくなっていく。そうしたら、延命治療はせずに、早くお迎えに来て欲しいと思うかもしれない。
ジレンマとモヤモヤが交錯しています。
追記
従姉妹から聞いた話。本人には告知していないけども、大腸とかに癌が見つかったらしい。病院には入院していなくて、有料老人ホームにいる。そこは24時間体制で、准看護師がいるとのこと。そして、従姉妹曰く、延命治療はしないと言われました。
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