読書倶楽部開催報告!良いも悪いもそのまま受け入れる 『人生の目的』から学ぶ自己肯定と感謝の哲学

人生の生き方

昨日開催した8月の読書倶楽部では、共通の一冊『人生の目的』を手に取り、仏教哲学を軸に深い対話が交わされました。

とりわけ印象的だったのは、「悪人説」というキーワード。

「人はもともと悪人である」という前提に立つと、自分の中にある欲深さや弱さを否定するのではなく、そのまま見つめ、受け入れることができる。

その姿勢こそが、ほんとうの意味での自己肯定につながる。

そんな気づきが、静かに胸に響きました。

「良いも悪いも、すべてまるごと抱きしめる」

この考え方は、つい「こうあるべき」に縛られがちな日常のなかで、私たちに新しい視点を与えてくれます。

また、『人生の目的』を読み進めるなかで語られたのが、「人生のすべては借り物である」という視点

住む家も、日々の食事も、健康な身体も、当たり前のように思えるものが、実は「強み」と同じで、あまりに自然すぎて気づけない「見えない装備」のように備わっている。

そう思えたとき、自然と「ありがとう」が心からあふれてくるのです。

けれど一方で、人はどうしても目の前の「甘い蜂蜜」に夢中になり、本質を見失いがち。

私たちの中にある愚かさを笑いながらも、どこか深くうなずいてしまう瞬間もありました。

さらに、『人生の目的』に描かれている仏教の根源的なテーマ、「生老病死」や「六道輪廻」から、
「悟り」とは何か、「助かる」とはどういうことか、そんな問いに向き合う時間もありました。

そして次回は、仏教に詳しい参加者による、「古典的な哲学書」をテーマにした特別セッションが予定されています。

スライドを使った解説をしてくれるそうで、また一つ、新しい扉が開かれるのが楽しみです。

日常に重ねてみると…

今回の『人生の目的』を通しての対話を振り返って、私はふと思いました。

「自分の弱さや欲深さを、あなたはどのくらい受け入れられていますか?」

「当たり前の中に、どんな恵みを見つけていますか?」

日々の暮らしの中で、忙しさに追われていると忘れがちになる大切な問い。

でも、ほんの少し立ち止まるだけで、見える景色が変わるのかもしれません。

この読書倶楽部は、そんな「ひとりでは出会えない視点」を与えてくれる場。

分かち合いの中から生まれる予期せぬ気づきに、毎回心が満たされていきます。

ご一緒できることに感謝しながら、次回もまた、新しい出会いと学びを楽しみにしています。