斑鳩の里
法隆寺
2024年5月
そして春と秋しか見ることができない秘仏である救世観音菩薩像を見てきました。
一か月前は腰痛がひどくて、一時期、行くのを断念していましたが、徐々に良くなり無事に行くことができました。本当に良かったです。
はじめに
法隆寺は、日本の古代史と仏教文化を代表する重要な場所です。
聖徳太子を祀るこのお寺は、日本最古の木造建築として世界遺産にも登録されています。
私が法隆寺を何度も訪れる理由は、長い歴史と美しい建築物や仏像に魅了され続けているからです。
初めて法隆寺を訪れたのは、高校の修学旅行の時でした。
そして、今回行った時も、修学旅行の学生が大勢いました。ちょうど今の時期なんですね。
修学旅行の時に作った資料を発見
本棚の奥底に眠っていた貴重なものを見つけました。
当時、私が高校生だったころ、修学旅行に行く前に作った事前資料です。
それを見るとその当時から法隆寺に興味があり、特に夢殿が好きだったことがうかがえます。
法隆寺の歴史
法隆寺の歴史は、飛鳥時代にさかのぼります。
金堂に安置された薬師如来坐像光背の銘文からは、法隆寺は、聖徳太子が父、用明天皇の病気平癒を祈願して607年(推古15年)に完成されたといわれています。
7世紀に建立した法隆寺は、奈良時代の仏教文化の中心地として重要な役割を果たしました。
特に、火災で焼失した後に再建された西院伽藍は、日本最古の木造建築群として知られています。
主な見どころ
見どころがありすぎて書ききれませんが、主要な撮影可能なところを載せます。
中門
中門は、柱間(はしらま)が4間という特異の偶数間。
他に類がない、真ん中に柱があり色んな説が飛び交っている1つです。
金堂
金堂には、釈迦三尊像をはじめとする重要な仏像が安置されています。
これらの仏像は、飛鳥時代の仏教彫刻の傑作として高く評価されています。
五重塔
五重塔は日本最古の塔として、その美しい構造と均整の取れた姿が訪れる人々を魅了しています。
本当に何度見に行っても美しいですね。
大講堂
薬師三尊像と四天王像が安置されています。
聖霊院
本尊は聖徳太子坐像。厨子に納めてあり、一般公開はされていません。
ここで御朱印を書いてもらえます。
夢殿
夢殿は、法隆寺東院伽藍の中心となる八角円堂の建物。
内部には、本尊の救世観音像が、長い間秘仏とされてきましたが、明治17年に開扉されました。
救世観音像は、聖徳太子等身の像と伝えられていて、優美な姿は本当に素晴らしいです。
今回、見ることができ本当にうれしかったです。
貴重な機会でした。
私にとっては心の故郷です。
御朱印
今回は、「篤く三宝を敬へ」を書いていただきました。
前回は、「和を以て貴しとなす」
隠された十字架、日出処の天子
哲学者の梅原猛さんの著書「隠された十字架-法隆寺論」から、インスピレーションを受けて、漫画家の山岸凉子さんが「日出処の天子」を書かれたというのは、有名です。
私も初めて、両方の本を読んだとき、衝撃を受けたとともに、法隆寺と聖徳太子について魅力を感じて、もっと知りたいと思ったのは正直なところです。
ロマンがありますよね。いまだに全巻持ってます。
しかし、聖徳太子の怨霊を鎮魂する目的で建てられたと大胆な仮説をした「隠された十字架-法隆寺論」は、批判や反論があるらしいです。
謎の多い法隆寺に対する建造目的については様々な議論が、完全な論証はそれを確実に裏付ける文献が発見されない限り、推測の域に留まっているのが現状らしいです。
「日出処の天子」は、厩戸皇子(聖徳太子)の少年時代から摂政になるまでの、独特のストーリーなのですが、これまた作画が繊細で美しいうえに、ストーリーが衝撃的でやばいです。
法隆寺へのアクセス
法隆寺へのアクセスは、新大阪駅からおおさか東線で久宝寺で降り、大和路線に乗り換え、法隆寺駅で降りて、バスやタクシーを利用するのが便利です。
新大阪駅から約1時間で法隆寺駅に到着します。新大阪から結構近いんですよ。
周辺には、法輪寺や法起寺など、聖徳太子ゆかりのスポットがあります。
法隆寺を訪れる際には、これらのスポットも一緒に巡ると、奈良の歴史と文化をより深く理解することができることでしょう。
今回の旅は3泊4日の旅でした。
藤ノ木古墳や法輪寺も今回行きました。
そして岐阜や大阪にも行きましたので、別の記事で紹介したいと思っています。
私は難病や手首骨折、過度なストレスを経験し、更に腰の病気になりましたが、その結果、感謝する生活、健康を最優先にした生活にシフトしたことによって回復し復活を遂げました。
そういった健康を高める生き方暮らし方の無料メルマガ講座を発信しています。気になる方はお気軽に、以下の登録フォームにメールアドレスを入力後、確認ボタンを押してお申し込みくださいね。