今日は心情的なものを詩のように詠んでみます。
亡き母のことをゆるすことは、自分をゆるすこと。
ふと空を見上げると、雲間から伸びる光の筋。
誰しも見慣れた風景だと思うだろう。
しかし、私にとっては特別な光景だといつも思う。
ただの思い込みかもしれない。
太陽の光が地上へと真っすぐに降り注ぎ、その美しさに心が震える。
神々しいと思う。
胸の奥が熱くなり、涙が溢れそうになる。
なぜ、こんなにも感動するのだろう?
その瞬間、私は気づいた。
私は、この光を知っている。
何度も何度も、この景色を見てきた。
そして、私は「今世をどう生きるか」を決めた場所でも、この光に包まれていたのではないか。
私はなぜ、お母さんを選んで生まれてきたのか。
その答えが、まるで光が導くように、心の奥深くから浮かび上がってきた。
私はきっと、前世で大きな過ちを犯したのだろう。
それを深く悔い、懺悔し、どうしても魂を浄化したいと強く願った。
そして、私は自ら過酷な試練を選んだ。
それが「神経が細やかで、私を誰よりも心配し、時に苦しめるほどに愛を注ぐ母」のもとに生まれることだった。
この愛を乗り越えられたとき、私はきっと本当の意味で救われる。
自らを赦し、光へと還ることができる。
そう知っていたからこそ、きっと私はこの道を選んだのだ。
しかし、現実は想像以上に苦しかった。
心を締めつけられるような日々。
「なぜ、こんなにも苦しまなければならないのか」と、何度も問いかけた。
でも、どんなに辛くても、生き抜いてきた。
・・・そして今、50代を迎えた私は、ようやく気づく。
長い夜を越えた先に、美しい朝日が昇ることを。
闇を経験したからこそ、光の尊さに心が震えることを。
この試練は、私の魂が望んだ「浄化の道」だったのだ。
もう、過去に縛られるのはやめよう。
悔やむために生きるのではなく、光を感じながら生きよう。
これまでの苦しみがあったからこそ、私は純粋に光の美しさを知ったんだ。
だからこそ、これからは 自らが光となり、未来を照らしていく。
まるで、あの空に輝く太陽の光の筋のようにーー。
私は、光の道を選んできたのだから。

- 母のこと
- 幼少期
- 数秘の結果