気管支喘息と好酸球性副鼻腔炎の治療で(デュピクセント体験談)服用薬の種類が減りました!

難病・慢性気管支喘息

慢性気管支喘息の治療

慢性気管支喘息を治す為、2022年春から呼吸器科の病院に通院しています。

2023年7月26日は、呼吸器科の定期受診日でした。

呼気中に含まれる一酸化窒素濃度(NO)を検査しました。

3回測定して、1回目18ppb、2回目20ppb、3回目22ppbという結果でした。

とても良い結果が出ました!!!

一酸化窒素濃度(NO)の日本人の成人健常人の正常値は15ppb 、正常上限値37ppb。

22ppb以上では、喘息の可能性があり、37ppb以上であれば喘息である可能性は非常に高い。 

FeNO検査って何? | まなびPT (sinji0012312.com)から引用

主治医の診察があり、検査結果が良い為、服用中の薬の種類を1種類に減らしましょうと言われました。現在3種類服用していますが、2種類減らせたことになります。吸入薬(フルティフォーム)も来月の状態により、吸入回数を半分に減らしましょうと言っていただけました。

これは本当に嬉しかったです!!薬を手放したいと思っていたからです!!

現在は喘息の発作もなく、鼻水、咳、痰も最近は出ていません。

2022年の呼吸器科への初診時の検査結果は、なんと144ppbもあったのです。

この当時、主治医からは、かなりの重症の慢性気管支喘息と診断されていました。

しかし、慢性気管支喘息がこれだけ良くなってきたのは、呼吸器科や耳鼻科の主治医をはじめ多くの方々のおかげだと思っています。なにより一番感謝しているのは統合医療の病院の主治医の方です。西洋医学だけではなく東洋医学、食事療法やホメオパシー、自立神経治療なども取り入れている病院です。

統合医療の様々な療法については、また別の機会で書きますが、統合医療の病院で主治医からの言葉で、とても印象に残っていたのは、適切な検査をすることで適切な治療ができるとおっしゃっていたことでした。 その助言の通りに適切な検査をして適切な診断の下、併発していた好酸球性副鼻腔炎の治療を行なうようにしてきたからです。

好酸球性副鼻腔炎の治療

デュピクセント(デュピルマブ)を使っての体験談

好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。

好酸球性副鼻腔炎(指定難病306) – 難病情報センター (nanbyou.or.jp)より引用

2022年の秋から本格的に治療をする為、耳鼻科を受診するようになりました。

検査した結果、主治医から好酸球性副鼻腔炎の診断が出て、その後、指定難病の申請をしたところ幸い申請が通り、23年1月初~注射を行えるようになりました。

本来なら、鼻茸を取る手術を勧めたいところですが、気管支喘息を発症している為、手術はリスクがあるので手術以外の選択が賢明。という主治医の判断でした。

今思い返すと素晴らしい判断をしてくださったと思います。

好酸球性副鼻腔炎は指定難病に指定されていて、一定の基準を満たす場合、医療費の助成を受けることができます。

その注射はデュピクセントというのですが、とても高額なのです。

おかげさまで2週間に1度注射をすることができています。2023年7月現在、自己注射11回目を終えています。家族や周囲の方々のおかげです。受けられる境遇に感謝です。本当にありがたいです。

この注射、私にとっては、とても効果がありました。初回から徐々に効き目が表れ、だんだん消失していた嗅覚が元に戻り、鼻づまりや後鼻漏などの症状がなくなりました。今ではすっかり日常生活に戻れています。特に副作用もなくありがたいです。

大好きな草木や花々の香りを嗅げたことは、ありがたくて天にも昇るような心持ちになりました。

現在は、注射をしていれば寛解に近い状態になっています。

鼻茸を伴う好酸球性副鼻腔炎でお悩みの方は、こういった治療もあるので、あきらめないで欲しいです。自分を信じて、前に進んでいって欲しいです。

デュピクセント®の効果

デュピクセント®は、慢性副鼻腔炎の炎症や症状において中心的な役割を果たしているIL-4とIL-13の働きをおさえます。
これまでの治療ではうまくコントロールできなかった方でも、デュピクセント®によって治療することで、炎症がおさえられ、副鼻腔炎の症状が改善したり鼻茸が小さくなるなどの効果が期待できます。
また、デュピクセント®による治療を続けることで、良い状態を長期にわたって維持する効果も期待できます。

デュピクセント®の効果|デュピクセントを使用される鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎の患者さんへ|サノフィ株式会社 (support-allergy.com)から引用

ところで私、好酸球性副鼻腔炎と気管支喘息を経験し症状が良くなった体験をメルマガでも発信しています。健康や気づきにつながる知識を得ることが出来ますので、無料のメルマガを読みたいなという方はお気軽に、以下の登録フォームにメールアドレスを入力後、確認ボタンを押してみてくださいね。