先日は、月一開催している読書倶楽部の開催日でした!!
今回も、講師役の方がスライドも準備くださっていて本格的。
前回に引き続き仏教の古典『歎異抄』の学びを深めつつ、私たちの人生の土台となる大切な教えに触れる、非常に濃密で心に響く時間になりました。
【心を通わせた始まりと、そっと寄り添う思い】
会が始まる前のひとときには、参加者の1人の方と私自身が、予期せぬ場所(先日出席した私のストレングスコーチの結婚披露宴)で偶然お会いできたという、まるで奇跡のような出来事が話題に上り、とてもうれしい気持ちでいっぱいになりました。
お祝い事の席での出会いは、まるで幸せを分けてもらったような感覚を覚えるほど、温かく、素晴らしいものでした。
【真理への深い共感と探求の喜び】
仏教の「因果の道理」に触れたこの講座の時間は、心がそっと揺さぶられるような、そんなやさしい学びのひとときでした。
「自分のしたことは、必ず自分に還ってくる」
この変わらない真実を耳にして、私の心にも静かな共鳴が広がりました。
過去の私も、未来の私も、そして「今」の私も、ひとつながりの流れの中にあるのだと気づいたとき、まるで川のせせらぎのように、時間の連なりが優しく包み込んでくれるようでした。
特に、すべての行ないの根っこにあるのは、目に見えない「心」だという教えは、胸の奥にじんわりと染み入りました。
心の弱さに気づくたび、はっとしてしまう私だけれど、それでも正しい心で歩もうとする勇気が、今ここに生きる力でもあるのだと感じました。
そして、「すべてのものは常に変わり続ける」という諸行無常の真理にも、頭で理解するだけでなく、身体の隅々まで沁み渡るような感銘を受けました。
古の教えが、現代の私たちの心にも、こんなにも深く響くなんて。
この学びの時間を丁寧に紡いでくださった講師の方の語りかけは、まるでやわらかな灯りのようで、私たちの心のかゆいところにふっと手が届く、そんな安心感をもたらしてくれました。
「絶対の幸福」や「信心」といった日常ではなかなか言葉にできない大切なテーマを、大切にじっくりと分かち合える場にいること。
そんな温かな縁が、私たちの心の傷や悩みを優しく包み、ゆるやかな安らぎへとつながっていくことを、心から願っています。
次の時間も、ふんわりと心の温度が上がって、そっと寄り添いあえる穏やかな学びのひとときを、またご一緒できますように。
ゆっくり、一歩ずつ。あなたの心にそっと灯る光となりますように。


