マクワウリと小松菜のサラダ
マクワウリと小松菜、もやしをさっと茹で、カボスを添えたサラダです。青じそドレッシングをかけていただきます。
マクワウリは、緑系のものを「アジウリ」「カンロ」、白色系は「ボンテンウリ」「ナシウリ」、黄色系は「黄マクワ」「キンウリ」など品種や地域によって呼び名があるそうです。
包丁で二つに割ってみると、見た目はまるでメロン。皮をむいて食べてみるとほのかに甘くシャキシャキとしてて素朴な味で美味しいですね。
日本におけるマクワウリの栽培史は20世紀初頭に導入されたメロンより遥かに長く、2世紀頃から美濃国(岐阜県南部)真桑村(のちの真正町、現:本巣市)が良品の産地であった。マクワウリの名前は名産地の真桑村に由来する。奈良時代末期に成立されたという『万葉集』にも登場し、歌に詠まれている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より一部抜粋
調べてみたら、万葉集802 作者は山上憶良の歌でした。
昔は瓜といえば、マクワウリのことだったそうです。
瓜食(うりは)めば 子ども思ほゆ 栗(くり)食めば まして偲(しぬ)はゆ いづくより 来(き)たりしものぞ まなかひに もとなかかりて 安眠(やすい)しなさぬ
子供の好きな瓜を食べると子供のことを思い出す
讃岐屋一蔵の古典翻訳ブログより一部抜粋
子供の好きな栗を食べるとますます愛しくなってくる
どこから来たというのだろうか 目前にやたらちらついて
私が安眠しようとしてもさせてくれない 面影は
この歌を読んでみて、思いをはせてみると、子供の好きだった瓜や栗を食べると、我が子のことを思い出してなかなか寝られないでいるお父さんの姿が思い浮かびました。
万葉集は情緒がありますねー。
デザート
バナナに豆乳ヨーグルトとかぼすマーマレードをかけていただきます。
豆乳ヨーグルトは、豆乳を植物由来の乳酸菌で発酵していて砂糖不使用、乳成分不使用、添加物不使用なので、牛乳アレルギーの方にも安心です。腸活にも良いですね。
大分県名産のかぼすを使ったマーマレード。市販のものなのですが、かぼすとグラニュー糖しか使っていなくて保存料不使用。爽やかな酸味と少し苦みのある大人味の柑橘系のマーマレードって感じで美味しかったです。
かぼすマーマレードは、自家製で出来そうな感じがするけど…下ごしらえが大変なのかな。今度チャレンジしてみようかな~。